2日目の早朝、ホテルの窓から外を望んでみますと
まさかと言うか、やっぱりと言うか、綺麗なドン曇り…Orz
金沢には「弁当忘れても傘忘れるな」という格言があるそうですが
この日は猫の目のように変わる天気に振り回される一日となりました。
日光が照射しない美術館のプールもアレだし、
ぬかるむ金沢城跡もアレだしってことで
ひとまずアーケードのある近江市場へ向かうことに。
170軒ほどの商店で賑わう近江町市場。
その始まりを調べてみますと、
江戸時代初期の大火をきっかけに各地にあった市場がここに集められ、
金沢市民の台所と言われるまでに発展してきたんだとか。
日本海で獲れた新鮮な蟹や牡蠣が並び、見ているだけでお腹が減ってきます。
小売りだけでなく食事処がたくさんあるのも近江市場の特徴ですよね。
ってことで、映える海鮮丼が評判の「山さん寿司」さんへ。
エビ、ウニ、イクラ、ホタテ…海の幸をありったけ丼に詰め込んだ海鮮丼!
頬張れば口いっぱいに甘味と旨味が広がり幸福感MAX^^)
昼を過ぎても降ったり止んだりの不順な天気が続いていましたが
市場から少し歩いて「ひがし茶屋街」まで足を延ばしてみました。
有名なフォトスポットでは、
太陽が顔を覗かせた瞬間に皆が一斉に写真を撮りだして大変な状況^^;
あっという間にまた小雨が降り出し…
雨宿りを兼ねて製箔会社が運営するカフェにお邪魔し
たこ焼きに金箔を乗せた「多幸焼き」なる贅沢なおやつをいただきました!
江戸時代後期より続くお茶屋さんの「懐華樓」さんにて。
1820年建築の建物は市指定保存建造物に指定されています。
晴れ間の一瞬に現れる虹に観光客の歓声があがります。
二重に架かった珍しい虹でしたよ。
そして夕刻、名古屋へ帰る「しらさぎ」の発車時刻までにはまだ早かったのですが
金沢駅へ戻ってきました。
ちょっと寄りたいお店が駅の中にありましてね。
そう、こちらもおでんで有名な「黒百合」さん。
案内された場所が厨房とカウンターに背を向ける隅っこの席だったのが残念でしたが
車麩やバイ貝などの金澤おでんと地酒を堪能しました。
金澤おでんに始まり、金澤おでんで〆る金沢旅いかがでしたでしょうか。
美味しい郷土料理を求めてまた再訪してみたいですし
北陸新幹線で富山方面も気になるところ。
また、震災で被災された皆さまに平穏な日常が戻りますことを心から願って止みません。
まだ見ぬ能登半島の美しい景色を観、地元の方と触れ合える日がいつかやって来ますように。
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