早朝のお朝事の後、ホテルに戻って情報番組を見ていましたら
このGW中、観光地で大量発生しているレストラン難民について報道していました。
コロナ禍明け直後の連休でどこも大変だったようですね。
ホテルをチェックアウトし、
重要なミッションのため、再びみたび善光寺へ向かいます。
とその前に、門前町の蕎麦屋さんで腹ごしらえ。こちらは7年ぶりの再訪です。
そばつゆ、とろろも美味しいのですが
やっぱり「くるみ蕎麦」が一番長野らしくて好きなんです。
善光寺では毎日、祈願や先祖供養などの法要を受け付けていて
この法要の参加者は、普段は入れない本堂の内々陣に入らせてもらえるんですよね。
私の善光寺旅の真の目的とは、
ご開帳中に、ご本尊様から一番近い空間の内々陣にて
亡くなった母と兄の御霊供養をしていただくことだったんです。
善光寺の内々陣についてはHPの写真が分かり易いかと。
内々陣で僧侶の方々と同席し
絶対秘仏のご本尊、阿弥陀三尊像が祀られる瑠璃段の前で般若心経を唱えました。
法要の最後に数十秒だけ、
閉ざされていた瑠璃段の奥の戸帳が上げられ、秘仏が納まる厨子が間近に見えます。
極楽と繋がったとされるこの瞬間は感動しますし、
亡くした家族に対するいろんな気持ちで胸が熱くなりますね。
ミッションが無事に終わった後は
門前町のカフェで寛いだりと近隣を散策。
名古屋へ戻る特急「しなの」の乗車時間までまだ余裕があったので
泊まったホテルの近くでみつけた素敵なイタリアンでディナーを。
大きな石窯で焼かれたピザが美味しかったですよ。
これで今回の長野善光寺旅は終わりです。
コロナ禍で1年遅れのイレギュラーなご開帳でしたが
回向柱に触れ、前立本尊様を拝めただけでも有難かったです。
次回のご開帳は数えで7年後になるのか、
あるいは一年早めて、あるべき開催年に戻すのかはまだ未定のようですね。
どちらにせよ、それまで健康でまた参拝できたらいいなぁ、と思うのでした。
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