NOKTONと、ふたり

α7SとフォクトレンダーNOKTON 40mm f1.2で思い出を写す旅ブログ。 PC版ではページ下のリンク欄から旅や写真の情報にアクセスできるようになっています♪

浜松市美術館で仏像パパラッチ

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 先月のことですが、静岡の浜松市美術館で開催された

「みほとけのキセキ —遠州三河の寺宝展—」を観に行ってきました。

浜名湖周辺の寺院から見応えのある仏様が集結するだけでも興味が湧くところ

なんと展示された仏像を自由に写真撮影できるというまたとない機会だったのです。

 

と、その前に静岡名物をランチしにここへ寄ってみました。

「炭焼き さわやか」という静岡にしかないハンバーグ専門のファミレスなんですけど

肉々しいハンバーグが評判で、最近では「鰻」や「浜松餃子」に並んで静岡の名物になっています。

  

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外側はしっかりと焼かれ、中身がほぼレアの「ごんけつハンバーグ」

コレ、肉を食べているという実感で幸せを感じるハンバーグなんですよね。

ツンとした酸味のある特製玉ねぎソースでご飯もすすみます。

また店員さん達のホスピタリティーも篤く気持ちの良いお店でした。( 浜松富塚店にて)

 

www.genkotsu-hb.com

 

 

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お腹いっぱいになったところで浜松市美術館に到着。

まだ時間があったのですぐ横の浜松城へ登城してみることにしてみました。

 

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なんだかコラージュ写真のように撮れた浜松城

昭和33年に再建された鉄筋コンクリート製ですが、歴代城主は全て江戸幕府の中枢で出世したという「出世城」だそうです。

 

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写真看板の角っこが指し示している方向があの「三方ヶ原古戦場」

武田軍におびき出された家康が、こてんぱんにやられた戦いでしたね。 

この後、もし信玄が病死しなかったならどんな日本史になっていたのでしょう。

 

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www.entetsuassist-dms.com

 

 

 

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そしてようやく美術館へ 

 

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左から、多聞天立像・広目天立像・増長天立像(普門寺)

広目天って巻物と筆を持ってるイメージでしたが、刀を振りかざしてる姿は珍しい?

 

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矜羯羅童子と制吒迦童子を従える不動明王像(普門寺)

   

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千手観音立像(摩訶耶寺)

今回の展示の中で一番古く平安中期の仏像。衣が翻波式衣紋で左右対称のドレープが特徴。

 

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直近の修復作業中に、

下から2番目、左腕の親指の付け根に眼が描かれていることが判明したそうです 。

クリックして写真を拡大するとうっすらと見えます。(ありがたや~)

 

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遠くにいても異様な存在感を放つあなた様は…

 

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馬頭観音坐像(長楽寺)

観音様だけど、いろいろ怖い噂のある憤怒の馬頭観音。優しい人が怒ると怖いってやつでしょうか。

両腕で結ばれた印相は馬の頭なんでしょうね。

 

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釈迦三尊像方広寺

端正な顔立ちや宝冠に目がいきがちですが、貝の粉を細かく砕いた「盛り上げ彩色」で描かれた衣も見どころ。

本堂では普賢菩薩は象に、宝冠釈迦像は蓮華に、文殊菩薩は獅子に乗っています。

 

 

www.city.hamamatsu.shizuoka.jp

 

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さて、最後に浜松名物をもう一品。

美術館を出る頃はまだ夕飯にはちょっと早かったのですが

名物の浜松餃子を食べに、食べログ百名店の「むつぎく」さんへ向かいますとやはりこちらも開店前から長蛇の列!

ギリギリ一回転目の最後尾で入店できました。

 

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初めて浜松餃子を食べましたが、とにかく軽くてパクパクと食べてしまいます。

皆さんよくご存じの「味の素の冷凍餃子」と比べても数段軽くて美味しかったです。

見た目より食べ易く胃にもたれないから「主食」になるんでしょうね。 

 

tabelog.com

 

 

久しぶりに訪れた静岡浜松でしたが

信仰の対象物をパパラッチするという機会はめったにありませんので

今回の浜松美術館の企画展はとても面白かったですし、お寺さんの英断にも感謝したいですね。

私の力量では土門拳氏の「古寺巡礼」のようには撮れませんでしたが^^;

 

 


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